日本へ帰ってきてから早くも2ヶ月以上が経ちました。
モロッコ開業の準備をしつつ、元気に過ごしています。
先日ちょっと面白い人に呼ばれて、とあるセミナー?で日本語教師みたいなことをやってきましたのでその話を。
1ヶ月ほど前、「テリー」と名乗る人物から突然メッセージが届きました。
内容を簡単に説明すると、、、
1.台湾等の国々から生徒を募り、日本語習得を目的としたツアーを催行している(今回は10名)
2.大阪を拠点に様々な講師を招いて授業やイベントを行うので来てほしい
3.15~30分程度のトークと、寿司作り体験の講師をしてほしい
とのことで、面白そうなので行ってきました。
他と違う!?テリーさんの言語学習セミナー
当日テリーさんと初めてお会いしたのですが、その日本語の教え方が凄く独特で感銘を受けたのです。
「生徒たちの日本語理解度ですが、2名は日常会話レベル、あとの8名は初心者レベル。ですがトークは普段通り日本人相手だと思って“あなたの日本語で”お願いします」
ーーーえ!?そんなことしたら8名はほとんど理解できないですよね?
「はい。でもこれが僕のやり方なんです」
テリーさんは台湾生まれの台湾人ですが、中国語はもちろん英語、日本語、フランス語、スペイン語、トルコ語、ドイツ語を仕事レベルで使いこなし、さらにその他にも様々な言語を話す言語のスペシャリスト。
そんなヤバイお方なので、僕は言語学習について学ばせていただくつもりで参加を決めたのでした。
ということで、僕は普段通り海外開業についてや、アルバニアのことを30分程度お話させていただきました。
その後テリーさんが、生徒たちがどれぐらい理解しているかチェックと解説。
そして生徒たちから僕に対する質問(日本語で)作成タイム。
ひとり2つずつ質問に答えさせていただきました。
その後は寿司作り体験もお願いされていたので、太巻きをみんなで作ることにしました。
この時の説明ももちろん全て日本語で行いました。
みんな上手に巻けて、巻けた人から順に記念撮影。
フリータイムに入り、色んなお話をさせていただきました。
生徒たちのこの日のスケジュール
朝:滞在中のゲストハウス周辺にある提携ゲストハウスへ挨拶回り。
10時半~:トークゲスト(この日は僕)を迎えて、トークを聞き、テリーさんの解説、質問作成&質問タイム。
12時~:寿司作り体験&ランチパーティー
13時半~:個別に提携ゲストハウスへ出向き挨拶。
15時~:別のトークゲストを迎えて、同じ流れ。
夜:カラオケ大会班と、ビジネスセミナー班に分かれそれぞれ参加。
超ハードでしょ?(笑)
こんなスケジュールが日本滞在中の1週間毎日行われます。
朝から晩までとことん色んな日本人と話し、聞き、体験を積みまくる。
これがテリーさん流の言語学習なのです。
まとめ
中には質問をまともに日本語で出来ない生徒もいたのですが、テリーさんはどうしてもというとき以外は助け船を出しません。
少なくとも僕は彼らの質問を理解しようとしているので、文法が間違っていたり、いくら拙くとも、相手に伝わればいいという考えだからです。
考えてみれば、誰しもが子どもの頃はそうでしたよね?
僕も実体験を経て知っていますが、文法や単語が少しぐらい間違っていても、発音が悪くても、コミュニケーションは取れます。
言語って何の為に習得するの?と聞かれると、やはりそれはコミュニケーションを取れるようにする為なので、それでいいのです。
テリーさんがおっしゃっていたことですが、普通の言語学習塾だったら、日本語能力の低い生徒には僕のようなネイティブスピーカーと話させることすらさせないそう。
しかしそこをあえて強制的に話させる。
相手に伝わればそれが成功体験となって、より楽しく学ぶことができるのです。
本当に素晴らしい考えで、何より生徒たちがみんな楽しそうで、ストイックで、絶対彼ら全員この1週間で格段に日本語が上達するだろうなと思いました。
テリーさん、今回はこんな貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。
気になる方は是非参加してみてください^^
スポンサードリンク
コメント
コメント一覧
ご心配お掛けして申し訳ありません。現在モロッコのシェフシャウエンに滞在しております。2月から開業準備を進めていたのですが、新型コロナウイルスの影響で自宅隔離に遭っている状況です。
間もなく、エゼキエル書38章に書かれている通り、ロシア・トルコ・イラン・スーダン・リビアが、イスラエルを攻撃します。そして、マタイの福音書24章に書かれている通り、世界中からクリスチャンが消えます。その前に、キリストに悔い改めて下さい。2020年を悔い改めの年にしてください。携挙に取り残された後のセカンドチャンスは、黙示録14章に書かれています。